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【甲子園】鶴岡東・億田 流れ引き寄せたバント処理 練習生かしたワンバウンドで一塁走者を封殺

スポニチアネックス / 2024年8月12日 5時3分

<聖光学院・鶴岡東>2回、萩原の送りバントを二塁に送球する鶴岡東・億田(撮影・長嶋 久樹)

 ◇第106回全国高校野球選手権大会第5日・1回戦  鶴岡東2―1聖光学院(2024年8月11日 甲子園)

 【光る君の光プレー】序盤にピンチの芽を摘み取った。エースをリズムに乗せ試合の流れまで引き寄せたのは鶴岡東の捕手・億田知輝(3年)のファインプレーだった。

 「あそこは警戒してカウントを悪くするより、バントを失敗させようと思った」。場面は2回無死一塁。走者をバントで進めに来た相手に対し「(先発の左腕・桜井の)球が走っている」と直球で押した。2球目。三塁線へのバントを素早くワンバウンドで処理して迷わず二塁へ。ハーフバウンドになったが、遊撃手が巧みに捕球。一塁走者を封殺した。

 「ボールを握れなくて(送球が)低くなった。でも、その練習もしているので」。チームにはボールを握り損ねた時はワンバウンドで、という決まり事がある。握り直したら間に合わなくなるための対策だ。試合前のノックでワンバウンド送球するのも練習の一環。備えが生かされた。直後の3回に2点を先制し、リズムに乗った桜井は1失点完投。試合の流れも呼び込む千金のファインプレーだった。(秋村 誠人)

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