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【甲子園】早実・宇野 伝統の校訓「三敬主義」を胸に2人の兄超え 聖地で躍動

スポニチアネックス / 2024年8月12日 5時3分

<鳴門渦潮・早実>8回、早実・高崎の適時内野安打で生還し雄たけびを上げる宇野(撮影・長嶋 久樹)

 ◇第106回全国高校野球選手権大会第5日・1回戦  早実8―4鳴門渦潮(2024年8月11日 甲子園)

 1901年(明34)に開校した早実は、ミュージシャン・小室哲哉、実業家・前澤友作氏ら各界に人材を輩出してきた。校訓は他を敬し、己を敬し、事物を敬しの「三敬主義」。宇野の試合後取材に伝統の校訓がにじんだ。

 (1)他を敬し インタビュー前半、「チーム一丸となって素晴らしいチームと思いました」とノーサイドの精神で鳴門渦潮を称えた。

 (2)己を敬し 「自分は足も速くてバッティングもいいと思っている」。曇りなき目で己を評価できるからこそ大胆な決断も可能。足への絶対的自信が2つの好走塁を生んだ。

 (3)事物を敬し 甲子園100周年の節目。「高校野球だけじゃなく野球の聖地。偉大な先輩方も活躍されたし、これから野球をする子供たちが目指す場所であるべき」と未来へ思いをはせた。

 3人兄弟の末っ子。桐蔭学園(神奈川)でプレーした7学年上の長男・隼太朗さん、早実OBで4学年上の次男・竜一朗(早大)も到達できなかった夢の地だ。父とともに見守った母・博子さんは「2人の兄あっての真仁朗」と念願成就を喜んだ。(アマチュア野球担当キャップ・柳内 遼平)

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