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「虎に翼」優未も「はて?」髪形激変の花江、直明&寅子に怒り「結婚は幸せの終着点」ネット共感「ド正論」

スポニチアネックス / 2024年8月12日 8時17分

連続テレビ小説「虎に翼」第96話。猪爪直明の同居問題について、猪爪花江(森田望智・右)は佐田寅子(伊藤沙莉)に反論し…(C)NHK

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は12日、第96話が放送され、第16週&第76話(7月16日)から4週にわたった「新潟編」が完結。「ふたたびの東京編」がスタートした。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第96話は、1955年(昭和30年)、新潟から東京に戻ることになった佐田寅子(伊藤沙莉)は、杉田太郎(高橋克実)らに盛大に見送られる。登戸の猪爪家は何やら不穏な雰囲気。結婚したら家を出るべきだという猪爪花江(森田望智)と、結婚しても同居し続けたいという猪爪直明(三山凌輝)が対立し…という展開。

 喫茶ライトハウスに別れのあいさつ。星航一(岡田将生)が帰京後に家族に紹介したいと伝えると、寅子は「あら、うれしい。私も家族を紹介したいわ」とプロポーズがピンと来ていない様子。佐田優未(毎田暖乃)は「はて?」と寅子の口癖を口にした。

 日本は高度経済成長期へ。猪爪家にも電気洗濯機。猪爪直人(青山凌大)は法律を学ぶ大学3年生。猪爪直治(今井悠貴)はジャズに夢中。「俺には分かってたよ。トラちゃんなら俺を分かってくれるって」。猪爪直道(上川周作)の口癖を口にした。

 直明には恋人がいるが、結婚後の同居をめぐり、約1カ月前から花江とケンカ中。道男(和田庵)が笹山(田中要次)からの特上寿司を出前。笹山は足をケガしたという。

 再婚を煽る家族に、寅子は「なぜ私が誰かとお付き合いすることがそのまま結婚ってことになるの?」「結婚は幸せの終着点ではなくて選択肢の一つに過ぎないわ。一つの価値観に縛られてはダメよ」とクギを刺した。

 同居問題について寅子が家の狭さを語ると、花江は「やっぱりトラちゃんは何にも分かってない」「トラちゃん私とお義母さんがこじれたのを忘れた?」「姑みたいな義理の姉と同居したい嫁なんてこの世に存在しません!トラちゃんみたいな考えの人ばかりじゃないの。今でも大半の女の子にとって結婚は、選択肢じゃない。結婚は幸せの終着点で絶対条件なの」「結婚というニンジンを目の前にぶら下げられていて冷静さを失っている彼女に、何の考えもなく同居を持ち掛ける直明ちゃんに怒っているの、私は」とまくし立てた。

 SNS上には「花江ちゃん、ド正論!」「ごもっとも」「花江の怒りも分かる」「自分が小姑みたいになりたくないのよね」「花江ちゃんの弁論に圧倒される朝」「寅子の結婚の考えはまだ早いような…航一の母・子どもたちとうまくいかない可能性も」「寅ちゃんも花江ちゃんも髪形がモダンになっちゃって」などの声が上がった。

 花江VS直明は果たして。

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