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宇多田ヒカル「こんな歌い方したことない」 あなたは知ってた?細かすぎて伝わらないこだわりの歌唱法

スポニチアネックス / 2024年8月12日 11時33分

シンガー・ソングライターの宇多田ヒカル

 シンガー・ソングライターの宇多田ヒカル(41)が11日深夜放送のABCテレビ「EIGHT-JAM」で、“細かすぎて伝わらない歌い方”について語った。

 この日は、これまでの話題回の未公開部分を放送。宇多田のインタビュー未公開部分では、意外なこだわりが明かされた。

 デビュー曲「Automatic」では、「な・なかいめの」「べ・ルで」など単語を区切る斬新な譜割りで同業者を驚がくさせ、無二の感性でその後の邦楽に多大な影響を与えた宇多田。これについて本人は「それすごい言われたけど、私は実感として何がそんなに面白いか分からなかった。今でもちょっと分からないんですけど…」と正直に話した。

 だが、「日本語…というか言葉の解体という風に解釈すると、実はもうちょっと突き詰めてみたんです。その一段階上を試したことがあるんです」と告白。「でもまったくスルーされて、誰も気づいてくれないから、ちょっと寂しかったんです」と吐露した。

 それは2020年発売の楽曲「Time」で試みたという。「どんな孤独…の(最後の)“く(KU)”をく・う~(K・U)、ってしてみたんですよ」と説明。「でもこんな小っちゃいとこまあ誰も気づかないだろうな、と思いつつ。私はこんな歌い方したことない!って自分ではすごい楽しく歌ってたんですけど。細かすぎて誰も…」と苦笑いした。

 「子音と母音に分けたっていうのが、私には“な・なかいめ”どころじゃない」チャレンジだったという。だが、「細かくて伝わらないモノマネみたいな…」と自虐的に語り、「聴いてみてください。く・う~って言ってるんで」とアピールしていた。。 

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