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【甲子園】東海大相模・原俊介監督 甲子園初采配初勝利「感無量。すべての教え子に成長させてもらった」

スポニチアネックス / 2024年8月12日 13時49分

<富山商・東海大相模>校歌を歌う(左から)東海大相模・和泉部長、原監督、岡村マネジャー(撮影・大森 寛明)

 ◇第106回全国高校野球選手権大会第6日・2回戦 東海大相模 4―0 富山商(2024年8月12日 甲子園)

 第106回全国高校野球選手権大会第6日が12日、甲子園球場で2回戦が行われ、第2試合では、東海大相模(神奈川)が4―0で富山商(富山)を下し、5年ぶりの初戦突破を果たした。

 5年ぶり12回目の出場の東海大相模は、初回1死一、二塁から金本貫汰(2年)の左前適時打で先制。6回1死から三浦誠登(2年)が右前打で出塁し、続く和田勇騎(3年)の左中間への適時二塁打で加点。8回1死からは8番・柴田元気(2年)が今大会第1号となる右越えソロ、9回1死三塁からは木村海達(3年)の中越え適時二塁打で加点した。

 投げては、プロ注目の身長1メートル98の大型左腕・藤田琉生(3年)が140キロ台の角度のある直球とナックルカーブ、チェンジアップで奪三振ショーを展開。4回には3者連続空振り三振を奪うなど、7回を投げて毎回の13三振を奪い、3安打無失点。8回からは最速150キロ右腕の福田拓翔投手(2年)がマウンドに上がり、リードを守り切った。

 21年に母校の指揮官となった、元プロ野球・巨人選手の原俊介監督にとっては、甲子園初采配初白星。試合後に指揮官は「私自身も小さい頃から甲子園にあこがれて、3年生の時に夏の大会に出られませんでしたので、それが選手とともに監督という立場でプレーでき、感無量です。今まで出会った、いろいろな個性の教え子たちすべてに成長させてもらった」と話した。

 左腕・藤田の投球には「初めてのマウンドで緊張するところですが、丁寧に投げ切ってくれた」と言い、「疲れがみられたので8回に代えましたが、よく投げてくれた。変化球でストライクが取れますし、角度ある真っすぐが持ち味。しっかり自分の色を出せていた」と評価した。

 また、打線については「相手の山本君が低めに丁寧に投げてきて、それを打とうと思ったんですが、なかなかつまかえることができなかった。試合前に接戦になることを予想していたので、競り勝つんだと声をかけていました」と振り返り、次戦の広陵(広島)戦に向けて「相模らしい戦い方を発揮できるように、伝統校である広陵さんに真正面からぶつかれるようにしっかり準備したい」と表情を引き締めていた。

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