日本ハム・福島蓮 6回までノーヒッター 21年育成ドラ1、今季開幕直前に支配下登録

＜日・西＞力投する先発の福島（撮影・高橋　茂夫）

　◇パ・リーグ　日本ハム－西武（2024年8月12日　エスコンF）

　日本ハムの福島蓮投手（21）が12日、西武戦（エスコンF）に先発登板。6回まで無安打に抑える快投を見せている。

　福島は今季11度目の先発マウンド。

　初回から3回まで毎回の4三振を奪うなど絶好の立ち上がり。4回、先頭打者の1番・源田に四球を与えたが、後続を断った。

　打線は2回、4回とレイエスのタイムリーで1点ずつ挙げると、5回には清宮の右前適時打で加点。さらに6回には女房役・田宮の右越えソロでリードを広げた。

　福島は青森・八戸西から21年育成ドラフト1位で入団。同期入団には達、畔柳、松浦、北山といずれも150キロ超の剛腕が多くいた。今季開幕直前に支配下登録。4月17日・ソフトバンク戦で1軍デビューし、6月2日のDeNA戦で5試合目にして、待望のプロ初勝利をマークした。