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WBOAP王者・大橋哲朗 山下会長と半身浴で再計量パス 挑戦者・川浦龍生は先輩の“敵討ち”誓う

スポニチアネックス / 2024年8月12日 17時0分

計量後撮影に応じる大橋(左)と川浦

 ◇プロボクシングWBOアジア・パシフィック・スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦 大橋哲朗(真正)《12回戦》川浦龍生(三迫)(2024年8月13日 東京・後楽園ホール)

 プロボクシングWBOアジア・パシフィック・スーパーフライ級タイトルマッチの前日計量が12日、都内で行われ、同級王者の大橋哲朗(25=真正)は1回目で300グラム超過したが、約1時間後の再計量でリミットの100グラムアンダーとなる52・0キロでパス。挑戦者で同級6位の川浦龍生(30=三迫)は51・9キロで一発パスした。

 初防衛戦に臨む大橋は山下正人会長との半身浴と散歩で汗を出し、約1時間で400グラムの減量に成功。「迷惑をかけた。少し反省している。ホッとしているが、本番は明日(13日)。川浦選手に雑草魂を見せたい」と気を引き締める。

 WBA世界同級3位に入るなど、WBO6位、IBF9位と世界ランキング上位に入る。勝てば世界挑戦も見えてくるが「まだ意識はしていない」としながら「それなりの試合はしたい。世界のベルトを獲ることは亡き親友と約束した。そこはぶれずにやってきた」と思いを明かす。

 同門で親友だった穴口一輝さんは昨年12月のタイトル戦後に意識を失い今年2月に帰らぬ人となった。今年4月に10回TKOで下し新王者となった自身の試合後は遺影を手に、亡き親友に勝利をささげていた。試合翌日の14日は穴口さんの初盆。「いい報告ができれば」と初防衛を誓い、世界戦につなげる勝利を目指す。

 対する挑戦者・川浦は「自分のやることをやるだけ」と相手の体重超過も意に介さず。同門の先輩で前王者・中川健太(38)は今年4月のタイトルマッチで大橋に敗れて王座から陥落。昨年6月の日本タイトル戦では中川が返上したベルトの同級王座決定戦で敗れた川浦は「中川さんの敵討ちではないが、この間(日本タイトル戦)の分を取り返したい」と気合十分。

 この日の計量時にはベルトを目の前にし「きれいだし、獲りたい思いは強くなっている」と2度目のタイトル挑戦へ静かに闘志を燃やした。

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