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巨人・阿部監督 ベンチに42番ユニ「彼が来てここまで浮上できた…敬意を表して」 モンテス外野も視野

スポニチアネックス / 2024年8月12日 22時2分

<巨・神>7回途中で投手交代を告げた阿部監督(右)(撮影・藤山 由理)

 ◇セ・リーグ 巨人1―0阪神(2024年8月12日 東京D)

 巨人の阿部慎之助監督(45)が“スミイチ”の1―0で勝利を収めた12日の阪神戦(東京D)後にエリエ・ヘルナンデス外野手(29=ドミニカ共和国)への思いと今後の選手起用について語った。

 ヘルナンデスは前日11日に行われた中日戦(バンテリンD)の5回、中堅守備中に負傷して交代。木下の中前に落ちそうな飛球を地面スレスレで捕球しようとした際にグラブが人工芝に取られ、左手首が反対方向に折れ曲がった。

 激痛に顔をゆがめて担架で退場し、試合中に左手首骨折が判明。5月28日に日本デビューしたヘルナンデスは6月14日から3番に定着し、骨折前日の10日には先制&決勝の8号ソロを放つなどチームの全2打点を叩き出して勝利に貢献していただけに、チームには大きな衝撃が走った。

 「3番・中堅」で貴重な戦力となっていたヘルナンデスが不在となって迎えた伝統の一戦。巨人は「3番・三塁」に坂本、「6番・中堅」にオコエが入る新打線で臨み、一塁側ベンチの壁にはヘルナンデスの背番号「42」が見えるようにユニホームが飾られた。

 4月27日のDeNA戦(横浜)以来107日ぶり今季8度目となった「3番・坂本」は遊ゴロ、三ゴロ、遊ゴロで3打数無安打に終わったが、「もうそうするしかないのかなっていうのありますし。3番打てそうな人いませんので」と阿部監督。「もう状態もクソもないでしょう。経験がモノをいうし、あれだけ打っている選手ですからね」とした。

 ヘルナンデスのユニホームがベンチに掲げられたことについては「彼が来てここまで浮上できたというのもあるしね。みんなそう思って、彼に敬意を表してのことだと思います」と選手、スタッフら関係者全員の思いを代弁。

 また、試合前の練習では、ここまで三塁、遊撃、二塁で試合に出場済みのモンテスが右翼を守る場面も。阿部監督は「そうですね。彼も積極的にゲームに出たいから“なんでもします”っていうのを言ってきてくれたので。そこは意気に感じていますし、どうなるか分からないですけど、チャンスがあればやってみたいなと思います」とも話していた。

 

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