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大躍進のレスリング 所属や母校の自助努力に頼った強化では先細り明白 お手本はフェンシング!

スポニチアネックス / 2024年8月13日 5時2分

<パリ五輪 レスリング男子フリースタイル65キロ級決勝>金メダルを手にかめはめ波のポーズを決める清岡(左)と桜井(撮影・小海途 良幹)

 ◇スポーツニッポン担当記者がパリ五輪総括&提言

 メダル総数11個で最多のレスリングと、5個で3位のフェンシングは、最も大きな躍進を遂げた2競技だった。ただ成果に結びついた強化方法の実相は大きく異なる。

 レスリングは大学主導で、日体大や育英大の現役・卒業生が活躍した。協会の資金難で代表合宿は大幅に減り、昨年の世界選手権はほとんどの選手が旅費の一部を自己負担した。

 一方でフェンシングは19年に開所したNTCイーストにピスト30面を備えた強化拠点が完成。全種目の選手が一堂に会すことで成果を挙げた。

 再現性が高いのはもちろんフェンシング。全ての競技に当てはまる方法ではないが、選手の所属や母校の自助努力に頼った強化では先細りは明白。レスリング協会の奮起が必要だ。 (阿部 令=レスリング、フェンシング、柔道など担当)

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