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マッチポイントからの涙 バレー男子の課題「1点を取り切る力」 10月開幕「SVリーグ」に期待

スポニチアネックス / 2024年8月13日 5時2分

<パリ五輪 バレー男子準々決勝>イタリアに負け涙する高橋藍(左から2人目)(撮影・小海途 良幹)

 ◇スポーツニッポン担当記者がパリ五輪総括&提言

 会場の地名にちなみ「ポルト・ド・ベルサイユの悲劇」と呼びたい。バレーボール男子準々決勝イタリア戦。第3セット、24―21とマッチポイントを握ってから逆転負けした。

 金メダルを目標に掲げながら本来の力を発揮できず8強で敗退。約1カ月前にネーションズリーグで準優勝しており、もう一度ピークをつくるのは難しかったのかもしれない。ただフランスは両大会で優勝した。もっとタフになる必要がある。

 大舞台で勝負を分けるのは「1点を取り切る力」だと痛感させられた。それは日頃から重圧のかかる修羅場を経験しなければ身につかない。ロス五輪でのメダル獲得のためにも10月開幕の「SVリーグ」がハイレベルで過酷な戦いの場になることを期待している。(福永 稔彦=バレーボール、バドミントン、ゴルフなど担当)

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