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新潟2発快勝 京都を下しホームで3カ月ぶり白星 2―0から追いつかれた前節の反省生かす

スポニチアネックス / 2024年8月13日 4時0分

 ◇明治安田J1第26節 新潟2-0京都(2024年8月12日 デンカS)

 J1新潟は京都を2―0で下し、ホームで3カ月ぶりの勝利を挙げた。前半25分にMFダニーロ・ゴメス(25)が得たPKをFW小野裕二(31)が決めて先制。後半25分にはFW谷口海斗(28)の4試合ぶりのゴールで突き放した。守備は5試合ぶりに無失点、勝ち点は32で順位は14位。次節は17日、アウェーで福岡と対戦する。

 順位と勝ち点が近い下位との対戦で、リードを守り切れなかった前節と同じ轍(てつ)を踏むわけにはいかなかった。残留争いから一歩抜けだし、松橋監督は「前節も同じような意味合いがあったゲーム。その悔しさ、エネルギーをぶつけることができて結果を得られた」と喜んだ。

 PKで先制こそしたが、前半はペースを握られた。京都のハイプレスにロングボールで対応したものの息が合わず、こぼれ球も拾われ、ボール保持でお株を奪われた。

 その中でも「声をかけ合って前節のようなことがないようにプレーした」と堀米。磐田戦ではスペースを与えて同点を許しただけにブロックを形成し、我慢強く対応した。立ち位置を修正した後半は全体をコンパクトに保ち、ワンタッチプレーでリズムも生まれ、押し込む場面が増えた。

 痛恨のドローに終わった前節から京都戦に向かうにあたり、指揮官は「集中と分散」という言葉を使い「あまりにも集中し過ぎるとその裏側に隙ができる」と選手たちに話した。守備の改善は図りつつも固執はせず、長所であるボール保持から相手に攻めさせないことを強調してきた。

 この日はFW長倉が「蹴って相手ボールになると攻撃を受ける。持つことを意識した」と言うように、終盤に攻め込まれた場面でもスタイルを貫き、いい攻めからのいい守りで5試合ぶりの無失点勝利を手にした。

 交代策もズバリ的中して、後半25分にFW鈴木のスルーパスに抜け出したMF松田がクロス。FW谷口が頭で合わせて貴重な追加点を挙げた。同22分に同時投入された3人で奪ったのもチームを勢いづけた。「おごることなく、自信をなくすことなくやっていきたい」と右太腿裏のケガから6試合ぶりに復帰した鈴木。3カ月ぶりのホームでの勝利が波に乗るきっかけになる。(西巻 賢介)

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