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ドジャース・ベッツ復帰後初安打は先制ホームラン!左手骨折から46試合ぶり実戦で11号 右手でピース

スポニチアネックス / 2024年8月13日 9時49分

<ブルワーズ・ドジャース>3回の第2打席で復帰後初アーチとなる11号2ランを放ったドジャース・ベッツ(撮影・西尾 大助)

 ◇ナ・リーグ ドジャース-ブルワーズ(2024年8月12日 ミルウォーキー)

 左手骨折で離脱していたドジャースのムーキー・ベッツ内野手(31)が12日(日本時間13日)、敵地でのブルワーズ戦に「2番・右翼」で先発出場。復帰後、初安打となる先制アーチを放った。

 3回1死三塁で大谷がニゴロに倒れ、2死三塁で迎えた第2打席、2ボール1ストライクからの4球目、内角直球を振り抜くと、打球は大きなアーチを描き、左翼へ。スタンド最前列に運ぶ11号2ランで先制点を奪った。

 本塁打は6月6日(同7日)のパイレーツ戦以来、67日ぶりとなり、ダイヤモンドを一周する際には右手でピースのようなポーズを見せ、喜びを爆発させた。

 初回1死の第1打席はファウルで粘るも2ボール2ストライクからの7球目、相手先発・ペラルタの高め変化球を豪快にフルスイングも空振り三振。勢いあまってバランスを崩し、グラウンドに手を突いて倒れ込むほど気合の入りぶりを見せた。

 ベッツは6月16日(同17日)のロイヤルズ戦で左手に死球を受け骨折。負傷者リスト(IL)に入った。復帰後ポジションは離脱前に守っていた遊撃ではなく、右翼でプレーすることになった。

 「右翼へ戻る挑戦」について「挑戦を求めて生きているわけじゃないから、特にそうだね、挑戦が何であるかは知らないし、気にもしない。でも今は、本当の意味でのシリーズで優勝すること、それがとても難しいことなんだ」と平常心を口にし、チームの勝利が最優先とした。

 また、復帰前の「1番」ではなく「2番」でスタメンに名を連ねたことに「ルーティン、つまり打席は少し変わるだろうし、特に僕の前にショー(大谷)がいることで、塁に出る回数も少し増えるだろう」とした上で「基本的には同じことなんだ。ただリズムをつかみ、試合の進め方に慣れるだけだ」と、問題なしを強調。大谷とは1、2番が入れ替わる形だが、アジャストする自信を見せていた。

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