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【甲子園】長野日大 無失点エース捕まり敗戦 聖地での15年ぶり白星ならず

スポニチアネックス / 2024年8月13日 10時5分

<長野日大・青森山田>初回を無失点でしのぎ、グラブタッチをかわる長野日大・堀内(左)と山田(撮影・北條 貴史)

 ◇第106回全国高校野球選手権大会第7日・2回戦 長野日大1―9青森山田(2024年8月13日 甲子園)

 投打ともに実力を出しきることができず、不完全燃焼で聖地を去ることとなった。

 「無失点エース」が強打の青森山田打線に捕まった。先発の左腕・山田羽琉(3年)は3回、守備のミスから2死満塁のピンチを招くと、連続適時打を浴びて4失点。この回途中でマウンドを降りた。長野大会では5試合、23回2/3を投げて無失点。巨人・〓梨の動画を参考に、特徴あるサイドハンドのフォームを固めた。打者の打ちづらさを追究してきたが、結果的には相手が上回った。

 打線は0―9の7回に3安打を集めて1点を挙げた。しかし最速152キロ右腕の青森山田・関浩一郎投手(3年)を攻略することができず、長野大会6試合で44得点の攻撃力を発揮することはできなかった。

 前回出場の09年には初出場で2勝を挙げた。上回る成績を目指して聖地に乗り込んだが、15年ぶりの勝利はならなかった。

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