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ドジャース指揮官 大谷翔平3ボールから初アーチに「彼にとってゾーン」「トラブルは低い球に手を出す時」

スポニチアネックス / 2024年8月13日 13時18分

<ブルワーズ・ドジャース>5回の第3打席で36号ランを放つ大谷翔平(撮影・西尾 大助)

 ◇ナ・リーグ ドジャース5-2ブルワーズ(2024年8月12日 ミルウォーキー)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が12日(日本時間13日)、敵地でのブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場。3試合ぶり36号で3打数1安打2打点1盗塁とし、チームの4連勝に貢献した。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督は大谷が5回にカウント3-0からメジャーでは初となる本塁打を打ったことに「彼のストライクゾーンでの精進次第だ。実際、あの時はプレートから少し外れているが、彼にとってはゾーンに入った球だったと思う」と見送ればボール球だった外角直球だが、大谷にとっては打ち頃の球だったのではとした。

 その上で「彼が打ちたければ打てばいい。彼がトラブルに入るのは低いボールに手を出すときだ。第1打席の中飛もしくは3-0のカウントもベルトライン。それを打ち続けるならうまくいくだろう」と低めに手を出さなければ好成績を維持できるとした。

 また、3-0からの打撃について選手本人に判断を任せる「グリーンライト」だったのかという質問に「彼はいつでもグリーンライト。彼はいつでも行って(振って)いい」とした。

 そして、逆方向の左中間席へ飛距離424フィート(約129・2メートル)となる一発を放ったことに「プイグがプレーオフで同じような距離があった。左打者の翔平が飛ばしたのはかなり印象的だ。今は思い出せないけどプリンス・フィルダーもあそこまで飛ばしているはずだ」と強打者の名前を挙げ、匹敵するレベルとした。

 大谷の直近3発はいずれも中堅から左へ飛んでおり「素晴らしいサインだ。彼はどこへでもボールを打つことができる。彼が中堅、右中間、左中間に打つことを私は信じている。それが翔平のベストバージョンだ」とした。

 

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