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ノア・小川良成「頸部負傷」で引退決断 約40年の現役生活で数々のベルト獲得 本人希望でセレモニーなし

スポニチアネックス / 2024年8月13日 15時7分

小川良成(2015年撮影)

 プロレスリング・ノアは13日、所属する小川良成(57)が現役引退を決断したと発表した。

 同社は「このたび、NOAH所属小川良成選手が現役引退を決断されましたことをご報告いたします」と報告し、「頸部の負傷により今後現役を続ける事が難しいと判断されたため、小川選手ご本人からのお申し出により現役を引退されることとなりました」と引退決断へと至った理由を説明。

 「小川選手へのこれまでのご支援・ご声援に対し、心より御礼申し上げます」と感謝をつづり、「現役生活は引退されますが、日常生活等は心配なく過ごす事ができますので、ファンの皆さまにおかれましては、ご安心くださいますようお願いいたします」と説明した。

 「本人の強い希望」により、引退会見や引退セレモニーは行わないという。

 小川は1984年に全日本プロレスに入門し、85年9月にデビュー。整ったルックスと確かなテクニックでジュニア戦線で活躍し、95年には世界ジュニアヘビー級王座を奪取した。故・三沢光晴さんのタッグパートナーを長く務め、アジアタッグ、世界タッグのベルトも獲得。2000年にはノアの旗揚げに参加し、02年にはジュニアの選手として初めてGHCヘビー級王者となった。ほかにもGHCジュニアヘビー級、GHCタッグ、GHCジュニアヘビー級タッグなど数々のベルトを獲得。同社は「近年はNOAHジュニアの中心に位置するだけでなく、技術面でもNOAHの支柱的な存在でした」とその貢献を称えた。

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