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桐生祥秀、4年後へ決意新た「一年一年やってロスを目指す」明言 陸上短距離陣がパリから帰国

スポニチアネックス / 2024年8月13日 19時28分

<パリ五輪 陸上日本代表入賞者会見>会見でポーズをとる(左から)中島、佐藤風、川端、佐藤拳、坂井、桐生、上山、柳田(撮影・郡司 修) 

 パリ五輪の陸上男子短距離陣が13日、成田空港着の航空機で帰国し、都内で取材に応じた。

 5位入賞した400メートルリレーで3走を務めた桐生祥秀(28=日本生命)は「メダルを持って帰って違う場所で記者会見を受けたかった」と悔しさをにじませつつ、「来年は東京世界陸上、4年後にはロスもある。そこを見据えてみんなでまた一丸となって走りたい」と気持ち新た。4年後の28年ロサンゼルス五輪を目指す意向を明言し、「一年一年やって、ロスを目指すという感じで。やっぱり3年でロスを目指せる選手じゃなかったら全然だめだと思うので、それまでの3年間で積極的に100、200に取り組んでいきたい」と語った。

 会場が大観衆で埋め尽くされたパリの舞台を経験し、新たな目標もできた。「今回のパリの陸上競技場は7万人から8万人ぐらい、陸上では凄い(数の)お客さんが入っていた。それを来年の東京の世界陸上で、同じようにたくさんの人に見てもらえるように頑張りたい」と、来夏の世界陸上で国立競技場を満員にすることに意欲。

 「やっぱり個人がしっかり目立つことが大事だと思う。例えば一人が知り合いを100人呼べば(8人が走る)100メートルだけで800人呼べる。いろんな人を呼ぶために、積極的に個人でもやっていかないといけない」と、陸上界を盛り上げていくために熱い思いを語った。

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