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巨人 一度は4点差追いつくも…頼みの高梨が14戦ぶり失点 連勝が3で止まる

スポニチアネックス / 2024年8月13日 21時28分

<巨・神>試合後、ファンにあいさつしてから引き揚げる阿部監督 (撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人5―8阪神(2024年8月13日 東京D)

 巨人は一度は4点差を追いついたものの、阪神に突き放されて連勝が3でストップ。2カード連続となる勝ち越し決定は第3戦へ持ち越しとなった。

 来日2年目で初の中5日登板となった先発左腕・グリフィンが初回、森下に先制2ランを浴びるなど4回4安打5失点KO。

 それでも打線は諦めなかった。1―5で迎えた5回、直前に来日初の左翼守備に就いて途中出場していたモンテスが左翼フェンス直撃の2点適時二塁打を放つと、吉川の左翼線への適時二塁打で1点差。さらに坂本が左前適時打で続いて追いつき、相手先発右腕・才木をKOした。

 だが、5―5で迎えた7回だった。この回から登板した4番手左腕・高梨が四球、二塁打、四球で1死満塁のピンチ。ここで打席に右打者の3番・渡辺を迎えたが、阿部監督は動かず、高梨続投を選択した。

 しかし、渡辺に投じた初球の外角シュートが左中間に弾き返され、走者一掃の3点適時二塁打に。4点差を追いついた5―5が一瞬にして5―8と再び3点差となった。

 なおも続いた1死二塁で登板した5番手右腕・伊藤は森下、大山を抑えてそれ以上得点は許さず。だが、一度は4点差を追いついた打線もこの3点差をハネ返すことはできなかった。

 高梨は2失点して今季初黒星を喫した6月22日のヤクルト戦(東京D)以来14試合ぶりの失点で、今季2敗目(3勝)。

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