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巨人・阿部監督「代えてくれるんじゃねえかという感じ」に見えた高梨 自分で「ケツ拭かせました」

スポニチアネックス / 2024年8月13日 21時49分

<巨・神>7回、高梨(右)の交代を告げた阿部監督(中央)(撮影・島崎忠彦)

 ◇セ・リーグ 巨人5―8阪神(2024年8月13日 東京D)

 巨人は一度は4点差を追いついたものの、阪神に突き放されて連勝が3で止まった。

 来日2年目で初の中5日登板となった先発左腕・グリフィンが初回、森下に先制2ランを浴びるなど4回4安打5失点KO。

 だが、打線は諦めず、1―5で迎えた5回、直前から来日初の左翼守備に就いていたモンテスの2点適時二塁打と吉川の適時二塁打で1点差とし、坂本の適時打で同点。相手先発右腕・才木をKOした。

 しかし、5―5で迎えた7回だった。4番手左腕・高梨が四球、二塁打、四球で1死満塁のピンチ。ここで打席に右打者の3番・渡辺を迎えたが、阿部監督は動かず、高梨続投を選択した。

 だが、渡辺に投じた初球の外角シュートが左中間に弾き返され、走者一掃の3点適時二塁打。これが相手の決勝点となった。

 阿部慎之助監督(45)との試合後の主なやりとりは以下の通り。

 ――一時は追いついた。

 「そうだね。いい攻撃ができましたね」

 ――高梨は代え時を含めて難しい場面。

 「なんか代えてくれるんじゃねえかという感じで投げているようにしか見えなかったからね。ケツ拭(ふ)かせました」

 ――モンテスが入って攻撃にいい流れ。

 「そうだね、凄いね。いい集中力で。途中から出て猛打賞だからね、素晴らしかったです」

 ――左翼守備も無難。

 「うん、テスト形式みたいな感じになっちゃったけど、ちゃんと守ってくれたので」

 ――今後にパターンが増える。

 「そうだね。それは確実になったので、良かったなと思います」

 ――野手がヘルナンデスの穴をみんなでカバーする姿が見えた。

 「そうですね。野手のほうはよく打ったし、明日につなげてもらいたいなと思います」

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