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磯谷大心 「めっちゃ痛い…」両拳負傷も 元世界王者・輪島氏の前でA級初戦大差判定勝ち

スポニチアネックス / 2024年8月13日 22時28分

8回判定勝ちした磯谷

 ◇プロボクシングウエルター級8回戦 磯谷大心(輪島功一スポーツ)《○判定●》西川宏次郎(横田スポーツ)(2024年8月13日 東京・後楽園ホール)

 元世界王者・輪島功一氏の孫、磯谷大心(23=輪島功一スポーツ)がA級(8回戦)初戦で3―0の大差判定勝ち(78―74、79―73、80―72)を収めた。

 頭を下げて接近戦を仕掛ける西川宏次郎(36=横田スポーツ)に左ジャブやアッパーで対応。3回に左、4回に右拳を痛め、終盤はスタミナ切れも、ジャッジ1人がフルマークの完勝を飾った。

 コーナーで連打を浴びせ、ダウン寸前まで追い込む場面も見られたが「2回と4回にラッシュを仕掛けて“止めてくれ、倒れてくれ”と思っていたが相手がかなり打たれ強かった。普通だったら倒せていたと思う」と相手を倒せず唇をかんだ。試合後は「めっちゃ痛い。折れているかと思った」と両拳の状態を明かしながらも「8ラウンド使い切ったことは収穫。危ない場面もなかったので良しとしたい」と話し、輪島氏が見守る中で3連勝を飾り7勝目を挙げた。

 今後は日本ランキング入りを見据えるが「こんなんじゃ入れないですね」と険しい表情。「相手のレベルが上がったときにこの展開ではだめ。今後見直していきたい」と連勝にも浮かれることはなかった。

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