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パリ五輪帰国会見 柔道ウルフ・アロンが“爆笑”あいさつ「わたくしのために、このような会を…」

スポニチアネックス / 2024年8月14日 9時51分

ウルフ・アロン

 パリ五輪で史上最多45個のメダルを獲得した日本選手団の帰国会見が14日、東京都内のホテルで行われた。パリ五輪の柔道男子100キロ級代表のウルフ・アロン(28、パーク24)が出席し、“らしさ”全開のあいさつを行った。

 会見は選手団解団式に先立って行われ、尾縣貢団長、開会式で旗手を務めたフェンシング女子の江村美咲、男子ブレイキンのSHIGEKIX(半井重幸)に加え、メダリストが66人(江村含む)が出席した。

 21年東京五輪で金メダルを獲得し、連覇をかけて挑んだ今大会で涙をのんだウルフは、会見で茶目っ気たっぷりに登場。「本日はわたくしのためにこのような会を開いていただいて、ありがとうございます」とあいさつし、会場の笑いを誘った。

 ウルフは初戦、2回戦と気迫を内に秘め冷静な試合運びを見せていたが、準々決勝でジョージア代表イリア・スラマニゼ(23)に敗戦。さらに敗者復活戦でスペイン代表ニコロズ・シェラザジシビリ(28)に敗れ、メダルなしで終戦となった。バラエティー番組などのメディア露出が多く、多くのファンからの声援を受けたウルフは「たくさんの応援、ありがとうございました」と感謝を込めた。

 日本は金メダル20個、銀メダル12個、銅メダル13個を獲得。総数45個は海外の夏季五輪では最多となった。会見では世界を沸かせた日本を代表するアスリートが大会を振り返った。

 会見後は同所での解団式に出席し、JOC関係者らに雄姿を披露する。

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