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大谷翔平 今季7度目2戦連発37号 元ソフトバンク右腕から右翼上段へ 6月以来の連発で不振脱出へ光

スポニチアネックス / 2024年8月14日 9時51分

3回、元ソフトバンクのレイ(右)から37号を放つドジャース・大谷(撮影・西尾 大助)

 ◇ナ・リーグ ドジャース―ブルワーズ(2024年8月13日 ミルウォーキー)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が13日(日本時間14日)、敵地でのブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席で今季7度目の2戦連発とする37号を放った。

 2戦連発は6月25、26日のホワイトソックス戦以来で、8月の不振脱出へ復調気配を示した。1―0の3回2死走者なしで迎えた第2打席。元ソフトバンクの右腕レイに対し、カウント1―0から甘く入ったスプリットを完璧に捉えた。打球速度109.3マイル(約175.9キロ)、角度24度で打ち上げた打球は右翼席上段の413フィート(約125.8メートル)地点までかっ飛ばした。これで本塁打王を争うブレーブス・オズナに2本差をつけた。

 チームは2回にスミス、3回に大谷が一発を放つと、4回にはラックス、パヘスも続いて4回までに4発で7得点の猛攻を見せた。

 8月の月間打率は.190だが、前日のブルワーズ戦の36号2ランを含めて8安打中4本が本塁打。直近の5安打は全て長打と大谷らしさが戻ってきている。さらに左手骨折から復帰したベッツ、フリーマンと新たな上位打線を形成し、得点力が向上している。

 また、前日にはリーグ2位タイの33盗塁となる二盗にも成功。シーズン49本塁打&44盗塁ペースとした大谷は、史上6人目の「40本塁打&40盗塁」について「1番なので盗塁で進むのも大きな仕事。その結果いければいいとは思うが、特にゴールは決めていない」と淡々と勝利のために数字を積み上げている。

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