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大谷翔平 2戦連発37号で自己最多49発ペース 2位に2本差 4発含む先発全員Hで今季4度目5連勝

スポニチアネックス / 2024年8月14日 11時47分

3回、元ソフトバンクのレイ(右)から37号を放つドジャース・大谷(撮影・西尾 大助)

 ◇ナ・リーグ ドジャース―ブルワーズ(2024年8月13日 ミルウォーキー)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が13日(日本時間14日)、敵地でのブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席で今季7度目の2戦連発とする37号を放ち、5打数1安打1打点、打率.297。チームは4本塁打が飛び出すなど先発全員安打で12安打7得点でナ・リーグ中地区首位のブルワーズに快勝。今季4度目の5連勝を飾った。これで今季71勝49敗で勝率.592とし、ア・リーグ中地区首位のガーディアンズと並んでメジャー最高勝率となった。

 大谷の2戦連発は6月25、26日のホワイトソックス戦以来。月間打率1割台と低迷する8月の不振脱出へ復調気配を示した。1―0の3回2死走者なしで迎えた第2打席。元ソフトバンクの右腕レイに対し、カウント1―0から甘く入ったスプリットを完璧に捉えた。打球速度109.3マイル(約175.9キロ)、角度24度で打ち上げた打球は右翼席上段の413フィート(約125.8メートル)地点までかっ飛ばした。これで本塁打王を争うブレーブス・オズナに2本差をつけ、2021年にマークした自己最多46本塁打を上回る年間49本塁打ペースだ。

 チームは2回にスミス、3回に大谷が一発を放つと、4回にはラックス、パヘスも続いて4回までに4発で7得点の猛攻を見せた。投手陣は先発のストーンが5回3安打1失点と好投。2番手ナックもロングリリーフで4回3安打1失点でリードを守り切った。

 大谷の8月の月間打率は試合前まで.190だが、前日のブルワーズ戦の36号2ランを含めて8安打中4本が本塁打。直近の5安打は全て長打と大谷らしさが戻ってきている。さらに左手骨折から復帰したベッツ、フリーマンと新たな上位打線を形成し、得点力が向上している。

 また、前日にはリーグ2位タイの33盗塁となる二盗にも成功。シーズン49本塁打&44盗塁ペースとした大谷は、史上6人目の「40本塁打&40盗塁」について「1番なので盗塁で進むのも大きな仕事。その結果いければいいとは思うが、特にゴールは決めていない」と淡々と勝利のために数字を積み上げている。

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