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【甲子園】2回戦敗退の大阪桐蔭・西谷監督「残念というか無念」初の零敗に「投手を責めることはできない」

スポニチアネックス / 2024年8月14日 13時32分

<大阪桐蔭・小松大谷>7回、2点を失った森(右)に声をかける大阪桐蔭・西谷監督(撮影・北條 貴史)

 ◇第106回全国高校野球選手権大会第8日・2回戦 大阪桐蔭0-3小松大谷(2024年8月14日 甲子園)

 大阪桐蔭(大阪)は打線が散発5安打と沈黙し、小松大谷(石川)に零敗。2回戦で姿を消した。夏の甲子園で零敗は初めてとなった。

 試合後、西谷浩一監督は「先発の森が非常によく頑張って投げてくれてましたので、なんとか勝ちに結びつけてやりたかったんですが、しぶとく粘り強くをモットーにやってきましたけども、最後は力及ばず。残念というか無念です」と敗戦に肩を落とした。

 勝負を分けたポイントとして「なかなか向こうのピッチャーを攻略できず、得点できない中で森も一生懸命投げてくれましたので、もうピッチャーを責めることはできないんですけども、やっぱりなんとかうまく点数を取ってやれる形に持っていけなかったことです」と打線の粘りが足らなかったと言及した。

 92球で完封勝利を許した相手先発・西川については「(カウントを)取りに来る変化球を含めまして、狙い球を絞りながらやってたんですけども、フライアウトを少なくしたいと思いましたけどもなかなかうまくいかず、しっかり抑えられました。うまく間合いを取りながら、しっかりと粘り強く投げてこられた」と脱帽した。

 2番手で8回からマウンドに上がった平嶋に関しては「少し大阪(大会)の後半から状態を崩してたんですけども、ここに合わせて状態が上がってきてましたので、今日、先発も考えましたけども、森をいけるとこまで行って、後ろを平嶋でと思ってました」とし「勝ってる状態で持っていきたいというのが本当の狙いでしたけども、苦しい場面でしたけども、最後しっかり投げてくれたと思います」と振り返った。

 先制点はエラーが絡んで与えてしまい「そこを課題にここまでやってきましたけど、一生懸命やった結果だと思ってます」と選手をかばい、点が取れないという焦りについては「いい声かけをしながらやってたので、最後になんとか形を作りたかったんですけども、その形すらできなかったので、ちょっと残念です」と肩を落とした。

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