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大坂なおみ 現在の状態「自分が自分自身の体にいる気がしない」と明かす 娘には「スターを目指して」

スポニチアネックス / 2024年8月14日 18時59分

大坂なおみ

 テニスの大坂なおみ(26=フリー)が14日、自身のインスタグラムを更新し、現在の自身の状態や、娘への思いを長文の英語でつづった。

 大坂は昨年7月に長女を出産し、今季からツアーに復帰。5月の全仏オープンでは3連覇した世界1位のシフィオンテク(ポーランド)相手にマッチポイントを握るなど奮闘した。だが、出場したパリ五輪では元世界1位で4大大会3勝を誇るアンゲリク・ケルバー(ドイツ)に初戦で敗れ、12日(日本時間13日)のシンシナティ・オープンでも予選敗退となった。

 大坂は「この数時間、自分がどう感じているのかを理解しようとしていました」とし、敗戦について考え「敗戦から学び、その学んだことを試す次のチャンスを待ち望んでいる」としたものの、「今の私の最大の問題」が、敗れたことではなく「自分が自分自身の体にいる気がしないことです」と明かした。

 また、「ミスするはずのないボールをミスしてしまったり、以前のように強いボールが撃てない不思議な感覚です。『大丈夫、この状況を乗り越えて頑張れ』と自分に言い聞かせていますが、精神的にはかなり疲れます。心の中で『一体何が起こっているの』と自分が叫んでいるのが聞こえます」とした。さらに、「自分がしっかり自分自身だと感じた」試合もあったとしながらも「今、私がどう感じているかを例えられる唯一の感覚は、産後の状態でいるようだということ」とした。

 その状態は「3歳の頃からテニスをしてきたので、それは怖いです。テニスラケットは腕の延長のように感じるべきものなのに、ほぼ全く新しいもののように感じていることが理解できません。これは息をすることと同じくらい簡単なはずなのに、そうではありません」と訴えた。

 「今までその事実を許してあげられていなかった」が、「最終的にはなりたい場所に到達する」までのプロセスが好きなことに気づいたとし「人生は何の保証もないことはわかっているので、限られた時間でできる限りのことをしたいし、娘には努力と忍耐力で多くのことが達成できることを教えたいと思っています。彼女には、夢が大きすぎると思わずに、スターを目指してほしい」と願い、「人生に約束されたものは何もありませんが、できる限りの努力をし、最後まで全力を尽くすことを自分に約束できることに気づきました」とし、26日に開幕する全米オープンに向け「ニューヨークで会いましょう」とつづった。

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