パリ五輪、体操男子総合団体金の橋本大輝 最終演技前にメンバーにお願い「コンプラ的に良くないから…」

パリ五輪・体操団体金メダルの橋本大輝

　パリ五輪で2大会ぶりに金メダルを奪回した体操男子団体の橋本大輝（23＝セントラルスポーツが、14日放送の日本テレビ系「くりぃむしちゅーの！THE★レジェンド　パリ五輪メダリスト大集合SP」（後9・00）に出演し、試合の舞台裏を明かした。

　パリ五輪で活躍したメダリストたち31人が集結し、一部生放送をまじえて激戦を振り返る特番。橋本は最終種目の鉄棒の演技に向かう前、チームメートから力強く背中をたたいてもらう場面が、VTRで放送された。

　その理由について聞かれると、橋本は「今回初めてやったんですけど、金メダルを取るイメージをしていたので、みんなの思いを背負って戦えないかって言って、みんなに背中を叩いてもらうという話だったんですけど」と説明。しかし、「強く叩いたらコンプラ的に良くないから、オリンピックだから気を付けなきゃなってことで、“優しく思いだけ強めに叩いて下さい”って言った」と、ご時世を考えたお願いをしたといい、笑わせた。

　メンバーは背中を叩いてくれたが、1人だけ別の行動を取った選手が。橋本が「（岡）慎之助だけ叩かずに抱きついてきた」と明かすと、岡は「思いがあふれちゃって…」と理由を説明していた。