1025日ぶり復活星の阪神・高橋「母親からはおめでとうとか。父親からは良かったじゃん」

阪神・高橋遙人

　阪神の高橋遥人投手（28）が14日、西宮市内の鳴尾浜球場でキャッチボールなどで汗を流した。

　11日の広島戦（京セラ）で1軍復帰し、1025日ぶりに白星を挙げた左腕はさまざまな関係者から連絡を受けたことを明かした。2軍で磨いてきたスライダーの手応えも感じたと話した

。

　以下、高橋との一問一答。

　――登板を終えて張りとかはないか

　「大丈夫です、いつも通りって感じです」

　――リカバリーにしていることは

　「しっかり寝ることとか、湯船つかるとか、初歩的なことですね」

　――関係者から連絡は

　「そうですね。ちょいちょい」

　――返信は

　「返信しました。すぐ返さないと、あれになっちゃうので」

　――チームメートからも祝福された

　「ありがたかったです」

　――1軍登板を振り返って

　「長かったなあって気持ちと、ほんとにまた1軍で投げられるのは想像できない時もあったので、よかったなと思います」

　――岡田監督も次回登板の話していた

　「特に別に、投げれる試合は試合をつくれるように頑張りたいです」

　――1軍での自身の登板映像を見たか

　「もうちょっとこうしたらいいなとか、このボール微妙だったなとか、すごいたくさんあったので。いつもですけどね。ファームの時も見返すし、この間も見返して、自分が投げてる感覚と、センターからテレビの角度ってすごいボール分かるので、照らし合わせてって感じです」

　――前回登板で微妙だった点とは？

　「ストレートはそんなに良くなかったのと、スライダーももうちょいしっかり。スライダーが一番、下（2軍）で投げてきてスライダーが成長した、自信ついたボールなので、そういう意味では、ちょっと精度が低かったなと思いましたけど、でも勝負どころでもスライダーが投げられたのでよかったですけど、確率良くしていきたいですね」

　――2軍ではスライダーが良くなったのか

　「単純に今までよりもストレートとかカットボールがあんまり良くなかった分、スライダーを投げる場面が多かったので、スライダーってこんなに使えるんだとか、バッターの反応とかみて、よくなったかなと思いました」

　――手術前よりもいいのか

　「コントロールとか自信を持って投げられるように、前は優先順位的には下のボールだったので、他のボールが上がってこないこともあって自信がついたかなと思います」

　――満塁でスライダーを決めた

　「スライダーですね。梅野さんが要求してくれたので、信じて投げた感じです」

　――ファームで自信を持っていたから

　「それはそう思います」

　――トレーナーにかけてもらった言葉は

　「ナイスピッチとか、良かったねとか。おめでとうとか。普通です」

　――伝えたことは

　「ありがとうございます。おかげさまでって感じですかね。真っすぐは微妙だし、結果的には良かったと思います、まだまだだけど」

　――好投しないと支えてくれた人が報われないとも言っていた

　「勝てたのはみんなのおかげなので、それは良かったと思います」

　――両親から祝福のコメントは

　「見に来ていました。母親はおめでとうとか。父親は良かったじゃんって感じですかね。いいんじゃないのみたいな。電話っすね」

　――今日は和田監督とも話をしていた

　「あいさつにいってなかったので、あいさつに。良かったねって。ありがとうございますと。まあでも、もうちょい上がっていけるように頑張れって。普通っす」

　――昨日はゆっくり

　「ゆっくりできたと思います」

　――先発投手の調整で2日後が休みも新鮮

　「久々だったすね。僕だけ休みは不思議だなと。試合を気にしながら休んでました」