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阿部一二三「めっちゃ焦ってました」 個人準々決勝で鼻血止まらず最大のピンチ「立って投げに行くしか…」

スポニチアネックス / 2024年8月15日 6時53分

<パリ五輪 柔道>男子66キロ級、優勝する阿部一二三(撮影・平嶋 理子)

 パリ五輪の柔道男子66キロ級で連覇、混合団体で銀メダル獲得に貢献した阿部一二三(26)が14日放送の日本テレビ系「くりぃむしちゅーの!THE★レジェンド パリ五輪メダリスト大集合SP」(後9・00)に出演。パリ五輪最大のピンチについて振り返った。

 パリ五輪で活躍したメダリストたち31人が集結し、一部生放送をまじえて激戦を振り返る特番。その中で「名シーンの裏側 真相レジェンド」というコーナーでメダリストたちの名シーンを振り返った。

 一二三は個人戦の準々決勝で、開始43秒で技ありを奪うが、2分すぎに鼻血の治療で試合は一時中断。さらに30秒後に再び治療するなどアクシデントが起こった。柔道は同じ箇所に3度目の治療を施すと棄権というルールがあるため、もう一度鼻血で止められると一二三の敗戦になってしまうピンチを迎えていた。

 鼻に綿を詰めて試合再開。2分41秒に大内刈りで技ありを奪い、合わせ技一本で準決勝進出を決めた。2度目の中断の時点で鼻血は止まってなかったと激白した一二三。「めっちゃ焦ってました。鼻血が止まってなかったので、立って投げに行くしかないと思ってました」と振り返った。

 鼻の奥まで綿を詰められていたが、試合中はアドレナリンで気にならなかったという。しかし試合後に鼻の奥の綿はピンセットを使って取り除いていたことを明かして、スタジオは騒然となった。

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