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【甲子園】掛川西・堀口 アルプスの大応援団に「感謝しかない」、石川も「凄い応援だった」

スポニチアネックス / 2024年8月15日 15時38分

<岡山学芸館・掛川西>試合に敗れ、大応援団にあいさつする掛川西ナイン(撮影・大城 有生希)

 ◇第106回全国高校野球選手権大会第9日・2回戦 掛川西 0―2 岡山学芸館(2024年8月15日 甲子園)

 26年ぶり出場の掛川西(静岡)は0―2で岡山学芸館(岡山)に敗れ、甲子園2勝はならず、初の3回戦に駒を進めることはできなかった。

 好機はつくったが、あと1本が出なかった。初回1死から鈴木修平(2年)、佐藤駿斗(2年)の連打で一、二塁の好機をつくったが、堀口泰徳(3年)が見逃し三振、山下陸人主将(3年)は三ゴロに倒れた。1点を追う6回は1死から田中朔太郎(3年)、鈴木の連打で一、二塁としたが、佐藤が空振り三振、堀口が二ゴロ。2点を追う9回1死から堀口が右翼線二塁打したが、山下主将は捕邪飛、杉山侑生(3年)が投ゴロに通れてゲームセット。

 エース・高橋郁真(3年)が右横手から内外角を丁寧につく投球で7回7安打1失点。8回から増井俊介(3年)がマウンドに上がり、無失点に抑えたが、この投手陣の好投を勝利につなげることはできなかった。

 1975年のセンバツで8強して以来の甲子園2勝に挑んだが、あと一歩及ばなかった。堀口は、9回の二塁打を「今までやってきたことを甲子園で本当に出してやろうと思いました」と振り返った。そして、大声援で支えてくれた応援団について「朝早くに出発して、ここまで来てくれて。こんなに応援してくださる人がいて感謝しかない」と話した。また、一塁手の石川大峨(2年)も「凄い応援だった。市民全員の期待を背負っている、その期待に応えられず申し訳ない」と唇をかんだ。

 応援団は、三塁側アルプススタンドから、早大の「コンバットマーチ」、慶大の「突撃のテーマ」など、東京六大学の応援曲をメドレーで演奏、大声援でチームを後押しした。

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