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重岡優大 24日再起戦へ「重岡兄弟が強いところをまずは兄の僕が見せたい」2人無冠「毎日悔しい…」

スポニチアネックス / 2024年8月15日 16時37分

24日の復帰戦へ向けミット打ちに汗を流す重岡優(右)

 24日に大阪・大和アリーナで行われる「3150×LUSHBOMU」で再起戦を行う前WBC世界ミニマム級王者の重岡優大(27=ワタナベ)が15日、都内のジムで公開練習を行った。

 WBOミニマム級12位のサミュエル・サルバ(29=フィリピン)との48・6キロ以下級10回戦へ向け、好調さをアピール。WBOアジアパシフィック9位のリチャード・ガルデ(フィリピン)を相手に4ラウンド(R)のスパーリングでは左右の強烈なボディーに加え、左ストレートや連打で相手の顔面を的確に捉えた。

 会見した重岡優は「僕も弟(銀次朗)も直近で負けてベルトを失った。それでも闘志は燃えている。気持ちのこもったボクシングを見せられれば、重岡兄弟が強いところをまずは兄の僕が見せたい」と意気込む。無冠になったことで「僕も弟も毎日悔しい思いをしている。今が一番強くなりたいと思っている」とベルト奪取への思いを熱くする。

 練習ではスパーリングではパートナーの来日が遅れ、10ラウンドを3回こなしたが、「ケガなく集中力を高めてやれている」と順調さを強調。

 試合には「結果はKOだが、組み立て方や荒削りを丁寧に課題を修正していく。王者に返り咲くよりレベルアップして結果KOに結びつけたい」と進化した重岡優がKOで勝利し世界戦へアピールする。

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