浦和ヘグモ監督「キャプテングループの中から…」 ゲームキャプテンに言及 新主将GK西川周作が出場停止

浦和・ヘグモ監督

　浦和のマティアス・ヘグモ監督が15日、鹿島戦（17日、カシマ）に向けてのオンライン会見に臨んだ。

　新主将のGK西川周作は前節・鳥栖戦でレッドカードを受けた。J1歴代3位の通算613試合目で初の退場となり、17日の敵地・鹿島戦は出場停止。ヘグモ監督は次戦のゲームキャプテンについて「キャプテングループの中から選びたいと思う。タカ（関根貴大）、（渡辺）凌磨、サミュエル（・グスタフソン）、マリウス（・ホイブラーテン）がキャプテングループに入っている」と明かした。

　6月のホーム鹿島戦では前半に2失点も、後半にMF武田英寿の2発で引き分けに持ち込んだ。指揮官は「前回、ホームでの対戦の時は非常にエンターテインメントとしても面白いゲームになったと思う。メンバーを見ても、1人、2人入替ながら、ほぼ固定して今シーズンを戦えているチーム」と警戒。「構えて守る。そして前に出ながらプレスをかける。その2つのところが重要になってくると思う。そして、ボールを動かしながら、相手を動かして、そこで生まれたスペースをつくことができればチャンスにつながると思う」と見据えた。

　この日で終戦から79年。平和については「今回の五輪でもそうだが、スポーツ、そしてサッカーというのは世界中の人々が集合し、コミュニケーションを取る場になる。そして良い形で全体が一丸となることができる場所でもあると思う。スポーツを楽しむことができる国に、いられることに感謝しないといけないと思う。そして、昔は大きな惑星に少数の人間が住んでいたが、今は小さな惑星に大勢の人間が住んでいる。あらゆるものに対する距離感というのも縮まっていると思う」と語った。