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【甲子園】大社 歴史的107年ぶり夏2勝 延長10回激闘、創成館下す 1回戦・報徳学園撃破から快進撃

スポニチアネックス / 2024年8月15日 19時18分

<創成館・大社> 延長タイブレーク10回2死一、三塁、大社・馬庭は創成館・小森山を空振り三振に抑えガッツポーズ (撮影・後藤 大輝)

 ◇第106回全国高校野球選手権大会第9日・2回戦 大社5-4創成館(2024年8月15日 甲子園)

 大社(島根)が創成館(長崎)を下し、4強に進出した杵築中時代1917年以来107年ぶりの夏2勝を挙げた。

 1点を追う5回、9番・高橋翔和(3年)の右前適時打で同点。6回に2点をリードされたが、8回には1死一、二塁から相手の悪送球の間に1点差。さらに8番・園山純正(3年)のスクイズで再び同点に追いついた。

 3-3で延長タイブレークに突入。10回、相手の悪送球の間に1点を勝ち越し。さらに園山のセーフティスクイズで加点した。

 投げては1回戦・報徳学園戦で1失点完投勝利を挙げたエース左腕・馬庭優太(3年)が先発登板。タイブレークでは1点差に追い上げられる中、気迫の投球でリードを守り切り、2戦連続完投を果たした。

 守備でも10回、1点差に迫られなおも1死二、三塁の場面。二塁へのゆるいゴロを途中出場の二塁手・安井貫太(2年)が猛チャージからバックホーム。飛び出した三塁走者がアウトとなった。抜ければサヨナラ負けもある厳しい場面での好プレー。場内からは大きな拍手が送られた。

 ▼石飛文太監督 生徒の底力は無限大と感じた。百戦錬磨の戦いで苦しめられた。選手が後半勝負が来るから焦るなと鼓舞しあって、目指す場所を見失わなかったのが良かった。馬庭には頭が下がる。好投がなければこのような試合はできない。守備はミスがあったが、最後の最後でセカンドの良い守備もあった。感動しました。(応援団は)今から島根に帰ったら日をまたぐと思うんですが、感謝してもしきれません。(107年ぶり2勝)今までのOBの方々が築き上げたものを礎に今まで戦ってきた。それがここで成就したと思う。

 ▼馬庭 つらいゲームだったけれど、成長があると考えながら戦った。やってきたこと、練習の成果を出すだけということと、仲間がいると思って投げていた。最後まで自分がマウンドにいるという長所を出せた。相手が強くなることで自分の気持ちが成長していると感じる。(創成館は)しぶとく、最高の相手だった。

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