日本陸連が選手、関係者への誹謗中傷に対し声明「法的措置も辞さない」一部メディアにも「大変遺憾」
スポニチアネックス / 2024年8月15日 19時28分
日本陸連は15日、公式サイト上でパリ五輪出場選手への誹謗(ひぼう)中傷問題を受けて声明を発表した。陸上では女子20キロ競歩代表の岡田久美子(富士通)と柳井綾音(立命大)について日本陸連が7月29日、混合団体に専念するため個人種目の20キロを辞退すると発表。この決断についてSNSで「身勝手だ」などとメッセージが相次いで寄せられたとし、柳井は「たくさんの方から厳しい言葉に傷つきました」「このようなことが少しでも減って欲しいと願っています」と悲痛な叫びを上げていた。
以下、声明全文
「パリ2024オリンピック競技大会」では、陸上競技だけでなく他のスポーツでも選手への誹謗中傷の投稿が相次ぎ、選手や関係者は傷つき、日本オリンピック委員会(以下、JOC)からも声明が出される異例の事態となりました。
SNSでの心無い誹謗中傷は、心を深く傷つけ、不安に陥れる原因となります。大会に向けて、日々人生をかけて努力を続ける選手や関係者への心無い誹謗中傷は、どんな理由があろうと許されるものではありません。
JOCからも誹謗中傷に対する姿勢が示されていますが、日本陸上競技連盟(以下、本連盟)も、選手や関係者を守るために、行き過ぎた内容の誹謗中傷の投稿に関しては、今後法的措置も辞さない考えを持っております。
さらに今回は、一部のメディアが本連盟からの発信と異なる見出しをつけて報道したことから、読者の誤解を招き選手への誹謗中傷のきっかけとなったことを、本連盟としては大変遺憾に思っています。意図的に誤解を招く形で情報が拡散されることにより、間違いでは済まされない事態を引き起こし得ることをご理解いただくとともに、メディアとして世の中に正しい情報を伝えていただく役割を果たされることを強く願います。
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