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「孤独のグルメ」原作者 登場店舗の意外すぎる選び方 渡部建も驚き「ミシュランと一緒ですよ」

スポニチアネックス / 2024年8月15日 21時41分

漫画家の久住昌之さん

 漫画家の久住昌之氏(66)が、14日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に出演し、原作漫画でドラマ、映画化もされた「孤独のグルメ」ドラマ化のいきさつを明かした。

 個人で輸入雑貨業を営む井之頭五郎が、仕事のついでに寄った気になる飲食店で一人、食事を楽しむ独特なグルメ漫画。松重豊を主人公にドラマ化されると、人気はさらに爆発した。ドラマに登場する実在する店舗をファンがめぐる“聖地巡礼”も人気になり、テレビシリーズはシーズン10まで放送された。

 原作漫画は2巻で終わっている。ドラマ化に当たって、久住氏は制作サイドに条件を出したという。「“漫画に出た店にそのまま行くのはやめて欲しい”って言ったんです」。漫画で行く店は、実在する店がモデルにはなっているものの、「“店の名前も変えているし、フィクションとなっているから。そこはやめて欲しい”と言って」と明かした。

 その上で、店探しについて説明した。「“どうやって探したんですか?”って言われたんで、“降りたことのない駅に降りて、探していたんです”って」。すると、ドラマ制作スタッフも、それを実践してくれたという。「それをみんなやってくれて。すごく最初のころは、リサーチというのは自分の足しかないんで、プロデューサーも監督も脚本家もADも、みんなバラバラに歩いてましたね。ずっと続いてますね」。地道な食べ歩きが、店選びの原点だといい、「“ネット見るなよ”というのが最初だったので」とも明かした。

 スタッフたちはまず、気になる店に飛び込みで入り、その後、会議で情報をすり合わせる。「その時に(店主には)言わないで、会議室に帰ってきて、“店があった。じゃあここ行こう”って言って、今度は2人とか3人で行って、たくさん食べて」。すると、お笑いコンビ「アンジャッシュ」渡部建は「やってるの、ミシュランと一緒ですよ、やり方。調査員と一緒」と笑っていた。

 実際にドラマ化を打診するのは3回目以降だという。「実は…というと、“何だあ”って。3回目だから顔を覚えている。“じろじろ見てるから、地上げ屋かと思いました”って」と、店によっては勘違いされるケースもあったという。

 また、意外な理由で断られる場合も。「“うちは年寄り2人だから、お客さんがいっぱい来るとダメだから”って断られるケースが増えちゃってる」と打ち明けていた。

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