女子バレー・石川真佑 ロス五輪へ意欲「もう一回舞台に戻る」 都内でトークイベント

トークイベントを行い笑顔でポーズを決める（左から）迫田さおりさん、林琴奈、石川真佑、関菜々巳（撮影・会津　智海）

　パリ五輪に出場したバレーボール女子日本代表の石川真佑（24＝ノバラ）、林琴奈（24＝JT）、関菜々巳（25＝コネリアーノ）が15日、都内で行われたトークイベントに出演した。

　前哨戦ネーションズリーグで準優勝し、メダル獲得を目標に掲げてパリに乗り込んだが、1次リーグで敗退した。イベント後、石川は「結果が残せず悔しい大会になった。ピーキング、コンディション、モチベーションなど足りないところはあった」と振り返り「もう一回舞台に戻り、しっかり結果を残したい」と4年後のロサンゼルス五輪出場に意欲を示した。

　引退する古賀紗理那に代わり、今後はチームをけん引する立場になるが「任された役割は徹底してやる。次に向けてもっと強いチームになれれば」と自覚をにじませた。

　イタリアを主戦場とする石川は今季、強豪ノバラに移籍する。「去年よりレベルの高いチームでできる。プレーの質を高め、プレーオフで結果を残したい」と抱負を口にした。今季からイタリア1部コネリアーノに加入する関は「トスの精度を上げたい。チーム（日本代表）の柱になる存在になりたい」とレベルアップを誓った。林は「整理ができていないので今は考えることはできない」とロス五輪挑戦について明言を避け、まずは10月開幕のSVリーグでの活躍を目指す。