阪神・村上 17日中日戦で母校・智弁学園と“同日星”狙う 「勇気をもらって自分も投げたい」

阪神・福原コーチ（右）が見守る前でキャッチボールする村上（撮影・椎名　航）

　17日中日戦（バンテリン）で6勝目を狙う阪神・村上が、後輩との“同日星”を期した。熱戦が続く夏の甲子園で3回戦に進出した母校・智弁学園（奈良）は、順調に日程を消化すれば17日の第1試合で小松大谷（石川）と激突。午前に後輩、午後に自身が、負けられない戦いに挑む。16年選抜大会の優勝投手は「勇気をもらって自分も投げたい」と語った。

　「この前は3連続長打で3失点して負けた。回の先頭をしっかり丁寧に抑えていく」

　前回敵地で先発した7月12日の同戦では2回に福永と高橋周に右二塁打、細川に2ランを浴びて3失点。援護もなく、7回3失点で敗れた。ここまで4試合に先発して2勝2敗ながら、防御率2・51は同一リーグのチーム別最悪の数字。4年目右腕は「相手も慣れている。工夫しながらやる」と逆襲を誓った。