広島・大瀬良 5連敗中の“鬼門”突破だ 神宮球場5年ぶり勝利へ「一発に気をつけないと」

明るい表情で調整する広島・大瀬良（撮影・長嶋　久樹）

　きょう16日に神宮球場で予定されていたヤクルト―広島戦は台風7号の接近に伴い、15日に中止が発表された。先発予定だった広島・大瀬良はマツダスタジアムの投手指名練習に参加。中止を受け、17日、または18日の同戦で、仕切り直しを図ることになった。

　「神宮球場は（今季）初めてなので、早くアジャストしていきたい。打線も、球場も一発があるというところで気をつけないといけない。コース、高さ、どっちも間違えないようにしながら、粘り強く投げたい」

　鬼門突破へ意気込んだ。敵地の神宮球場では19年7月26日の勝利を最後に8戦未勝利で、5連敗中だ。特に直近4試合は本塁打を浴びて敗戦に直結しているだけに、警戒心を強めた。目下4勝2敗ながらリーグトップの防御率0・96を誇る。7試合ぶりの勝利を目指し、「いいパフォーマンスを出したい」と“ヤク払い”を期した。