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タイガース・前田健太 中継ぎで最長の5回2/3を1安打無失点「4シームのスピードが安定してきた」

スポニチアネックス / 2024年8月16日 4時17分

2番手で登板し5回2/3を無失点に抑えたタイガース・前田健太

 ◇ア・リーグ タイガース2-1マリナーズ(2024年8月15日 デトロイト)

 タイガースの前田健太投手(36)が15日(日本時間16日)、本拠でのマリナーズ戦に2回から2番手で登板。5回2/3を投げ1安打無失点と文句なしの投球を披露した。

 前田は「(捕手の)ディングラーがいいサインを出してくれた。4シームのスピードが安定してきたことが良くなってきた一番の要因だと思っています。(調子が)良くなりつつあるのは自分としてはすごくうれしいことですけど、良くなってきたのが遅すぎたっていうのもある。今まで前半戦で(調子が)悪かったことには責任感じているし、とにかくシーズン終わるまでは、いい投球を続けられるように頑張りたいと思っています」と満足そうな表情で話した。

 ブルペンデーだったこの日、先発・ファエードが初回に4四球を与えて、押し出し四球で1点の先制を許した。この回だけでファエードはお役御免。2回から前田がマウンドに登った。

 中継ぎに回ってこの日が6試合目の登板だったが、先頭の8番・ムーアを91・4マイル(約147・1キロ)速球で空振り三振に切ると、続く9番・ロハスは遊飛、そして1番・ロブレスから84・4マイル(約135・8キロ)のスライダーで空振り三振を奪った。続く3回三者凡退。4回は先頭の5番・レイリーに死球を与えたものの、後続を3人でピシャリと抑えた。

 5回は1死から1番・ロブレスに左翼線二塁打され、続くポランコへの四球などで1死一、三塁のピンチを背負った。だが、3番・アロザレーナを中飛、4番・ローリーを一直に打ち取って、無失点で切り抜けた。

 6回は2三振を奪うなどして三者凡退。7回は先頭のムーアに死球を与えたが続くロハス、ロブレスを打ち取って2死二塁となったところで降板した。中継ぎ転向後、前田が無失点投球を披露するのは、中継ぎ登板初戦となった7月14日のドジャース戦で3回2/3を無失点に抑えて以来、2度目。中継ぎ転向後、最長となる5回2/3で84球を投げ、1安打無失点、5奪三振、3四死球と堂々の投球で防御率は6・18となった。味方打線の援護なく、0―1のまま7回途中での降板となったが、チームは8回にバエスの逆転2ランが飛び出して逆転勝ち。追加点を許さなかった前田の好投があったからこその逆転勝利だった。。

 今季タイガースに加入した前田は先発16試合で2勝5敗、防御率7・26という結果だった。A.J.ヒンチ監督の方針で7月中旬から中継ぎに配置転換されたが、転向後の6試合で24回2/3を投げ自責9の防御率3・28とまずまずの投球を続けている。ロングリリーバーとしてチームに貢献しながら、再び先発ローテーション入りを目指す。

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