珍しい「ノー手袋」大谷翔平にネットひやひや「ケガに気を付けて」「帰塁する時手から戻るから怖かった」

＜ブルワーズ・ドジャース＞5回、けん制で帰塁大谷（撮影・西尾　大助）

　◇ナ・リーグ　ドジャースーブルワーズ（2024年8月15日　ミルウォーキー）

　ドジャースの大谷翔平投手（30）が15日（日本時間16日）、敵地でのブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場した。

　2試合ぶりの38号弾が期待される一戦。大谷は第1打席、第2打席ともに凡退したが、迎えた5回の第3打席は先頭で右前打。ここまで35盗塁とメジャー史上6人目となる「40－40」の期待がかかるだけに、「足」にも注目が集まった。

　ところが、大谷は珍しく走塁用の手袋をしなかった。投手からのけん制では素手で一塁に帰塁する一幕もあり、ネットでは「大谷さん手袋忘れたの？」「小さな怪我につながるからやめて」「ケガに気を付けて」「牽制で帰塁する時手から戻るから怖かったんやが」など、心配する声も上がった。

　結局、この回は相手投手の暴投で二塁進塁。フリーマンの二ゴロの間に三塁に進塁したものの、本塁へは帰還できなかった。

　ドジャースは今季、快調に白星を伸ばしてきたが、山本由伸やベッツなど中心選手の負傷離脱が相次ぎ、勢いは一時停滞。これ以上の負傷離脱は避けたいところだ。

　現在、ナ・リーグ西地区では2位のダイヤモンドバックス、パドレスが猛追しており、1位のドジャースとは2・5ゲーム差まで詰め寄っている。