大谷翔平 右手一本で174・7キロの驚速打！2試合ぶり安打も…チームは逆転負けで連敗

＜ブルワーズ・ドジャース＞5回、第3打席で右前打を放った大谷（撮影・西尾　大助）

　◇ナ・リーグ　ドジャース4ー6ブルワーズ（2024年8月15日　ミルウォーキー）

　ドジャースの大谷翔平投手（30）が15日（日本時間16日）、敵地でのブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場。5打数1安打で2試合ぶりに安打を記録したものの、チームは4－6の逆転負けで2連敗となった。

　初回の第1打席は左飛。2－3で迎えた3回の第2打席は初球を打ちに行ったが、一ゴロ。3－3同点の5回、先頭で迎えた第3打席はフルカウントから外角低めカットボールを右手一本で捉えた。打球速度108・6マイル（約174・7キロ）で、あっという間に内野を抜ける右前打で2試合ぶりとなる安打となった。

　4－3と勝ち越した6回2死一、二塁の好機で迎えた第4打席。真ん中低めの真っすぐを捉え、鋭い打球も中堅手の正面の中直。そして、4－6と逆転を許した直後の9回、2死無走者で迎えた第5打席は空振り三振に倒れて最後の打者となった。

　試合は初回に2本の本塁打で3点を失ったドジャース。それでも2回に2点、3回に2死から3連打で同点に追いついた。3－3で迎えた6回に2死一、三塁から9番・ヘルナンデスが右前打を放ち勝ち越したが、8回に4番手・ハドソンが3点を失い逆転を許した。