笑福亭鶴瓶 号泣阿部詩を中傷する人に「どれだけ努力して…何であんなん言いよるねん」

笑福亭鶴瓶

　落語家の笑福亭鶴瓶（72）が15日深夜放送のテレビ東京「きらきらアフロ」(木曜深夜2・05)に出演。パリ五輪で2回戦敗退を喫し、その場で涙した柔道女子52キロ級の阿部詩（24、パーク24）を巡る中傷や否定的な意見について話した。

　阿部は7月28日に行われた2回戦で、世界ランキング1位のディヨラ・ケルディヨロワと対戦。開始1分15秒、技ありで有利に試合を進めていたが2分過ぎにまさかの一本負け。その瞬間、畳に突っ伏し号泣した。

　「詩ちゃんが泣いたことをSNSで批判してる奴おんねん、何であんなところで泣くねんと。黙ってろやほんま、どれだけ努力してずっとやってるのに」と憤りを隠さず。「そんないちいち言うことあらへんやん、何であんなん言いよるねん」と続けると、タレントの松嶋尚美からは「(誹謗中傷は)言わんでええ。残念としか言いようがない」と同調した。

　詩の兄で男子66キロ級金メダルと混合団体銀メダルを獲得した一二三にの闘いにも言及し「今度オリンピックの色々な過去の特集になったときに歴史に残るよ。兄貴が勝ったやんか、すごいあれで勝つの。向こう(対戦相手)も強いで」と称賛していた。