体操団体金の橋本大輝 負傷の右手中指は「破裂しそうなくらい痛かった」 今も大きく腫れが…スタジオ驚き

パリ五輪・体操団体金メダルの橋本大輝

　パリ五輪の体操男子団体で金メダルに輝いた日本代表の橋本大輝（23＝セントラルスポーツ）が16日、TBS「ひるおび」（月～金曜前10・25）に出演。5月に負傷した右手中指について「指の中から破裂しそうなくらい痛かった」と振り返った。

　橋本は5月のNHK杯の練習中に右手中指を負傷し、「右手中指側副靱帯損傷」と診断された。フランス入り前には肩も痛めたが、団体総合では今できる全力の演技を披露して貢献。東京五輪の個人総合、種目別鉄棒に続いて自身3個目の金メダルを手にした。

　「団体総合で金メダルを獲得すると表彰台の真ん中に1人で上っていたのが5人で上ることになるので、（メダルを）掛けられた後に“やっと獲れたね”って言い合えますし帰った後もみんなで喜べるのは特別なものだと思う」と回顧。

　痛めている右手中指について、元体操日本代表の五輪メダリストでタレントの池谷幸雄が「まだ、ごっつい腫れてる」と言うと、橋本は両手の中指を披露。まだ腫れ上がっている様子に、スタジオからは「うわー」「（左手と）全然違う」と驚きといたわりの声が上がった。

　橋本は「痛かったですね。指の中から破裂しそうなくらい痛かった」と振り返り、五輪前の心境について「最初は技も仕上がっていたので焦りはなかったが、日が経つにつれて、治りも速いんですけどオリンピックまでの期間がどんどん迫ってくるので自分がしたい練習が達成できてなかったので焦りは結構あったかなと思います」と告白。

　池谷が「まだ治ってないと思いますけどね。だからオリンピックの時は全然治ってない。指曲がんなかったんだよね？」と聞くと、橋本は「指曲げちゃいけなかったので」と話していた。