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レスリング金・文田健一郎 現役続行明言せず「モチベーションが出るようだったら…」 まずは家族との時間

スポニチアネックス / 2024年8月16日 15時54分

<パリ五輪 レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級決勝>金メダルを手にする文田(撮影・小海途 良幹)

 パリ五輪のレスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級で金メダルを獲得した文田健一郎(28=ミキハウス)が16日、フジテレビ「ノンストップ」(月~金曜前10・00)にゲストとして生出演し、今後について語った。

 21年東京五輪で銀メダルだった悔しさを晴らし、金メダルを獲得した文田。グレコでの金は、84年ロサンゼルス大会の52キロ級を制した宮原厚次以来、40年ぶり5人目という快挙だった。

 これまでの競技生活について、「ここまでオリンピックまで競技をやる中でずっとオリンピック金メダルというのを目指してきて、今までは目指してきた人生」と回想。一方で、「これから始まるのは達成した人生というか。達成した人生を全然、味わってないので、少し落ち着いて、実感をかみ締めながら、レスリングに対する気持ちがどう変わっていくか興味深く見ていきたい。楽しみに」と、現役を続けるかどうかは今後の気持ち次第だとした。

 「少しゆっくりして、モチベーションが出るようだったら次も目指したいですし、そういうのを探り探り…」。そう話す文田に、MCの「バナナマン」設楽統も「すごい大仕事終えた後に、少し休ませてよと思いますよ」とうなずいていた。

 家族の支えなしにはなし得なかった頂点。文田は「もちろん家族一丸でやってきたので、奥さんとか娘にとっての時間の割き方が少なかったので、これからは少し、娘とか妻中心の生活を送りたいと思います」と夫、父親としての顔も見せていた。

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