日本ハム北山亘基に新庄監督が拍手！73日ぶり復帰登板で5回2/3を104球1失点自責0 水野が先制打

＜オ・日＞日本ハム先発の北山（撮影・長嶋　久樹）

　◇パ・リーグ　日本ハム―オリックス（2024年8月16日　京セラD）

　日本ハムの北山亘基投手（25）が16日、オリックス戦（京セラD）に6月4日以来となる先発登板。5回2/3を104球1失点（自責0）と力投を見せた。

　6月4日の広島戦後に左第3趾（し）中足骨疲労骨折が判明し離脱していた北山が73日ぶりとなるマウンドに上がった。初回は来田に四球を与えたものの無失点の立ち上がりを見せ、2回は3者凡退に抑えた。

　0―0で迎えた3回に水野が、チーム初安打の万波を二塁に置いてプロ初先発の才木から先制の中前打。「打ったのはフォークです。北山さんの復帰登板だったので、打つことができて良かったです」と北山に先制点をプレゼントした。

　北山は1点の援護をもらった3回裏に守備のミスもあり1安打で同点に追いつかれたものの、4回は再び3者凡退斬り。5回は2死満塁のピンチも切り抜け、復帰登板で5回まで気迫の投球を見せた。

　6回のマウンドにも上がった北山は、3番・池田、4番・森をそれぞれ一ゴロに打ち取った。ここで新庄監督がベンチから出てきて投手交代を告げた。球数は104球。新庄監督が拍手で迎える復帰登板だった。

　▼北山　まずケガからの復帰にあたり、関わっていただいたトレーナーさんや治療してくださった先生に感謝したいです。今日のマウンドは、ワクワクとうれしい気持ちで上がりました。守備中やイニング間にたくさん声をかけていただき、粘り強く投げることができました。