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田原総一朗氏、壮絶な戦争体験を語る「“戦争を終わらせたい”なんて言ったら逮捕。下手したら…」

スポニチアネックス / 2024年8月16日 22時5分

田原総一朗氏

 元NHK職員でお笑いジャーナリストとして活動するたかまつなな(31)が16日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。政治ジャーナリスト・田原総一朗氏(90)がゲスト出演し、壮絶な戦争体験を語る場面があった。

 「僕は戦争を知っている最後の世代だと思います」と切り出した田原氏。「1年生で戦争が始まって、はっきり意識したのは小学校5年生なんですよ。本格的に社会科が始まって、先生たちが“日本が植民地にされようとしている。世界の悪い侵略国であるアメリカ・イギリスを打ち破り、いかに植民地化されているアジアを開放させるか、これは正義の戦争である”と。早く大人になって名誉の戦死をしろと、そう教えられて信じ込んでいました」と振り返った。

 また「僕の住んでいた滋賀県は、実は空襲は受けなかったんだけども。空襲警報はしょっちゅうあって。ときには名古屋を空襲した米軍が、積み残した爆弾を僕の住んでいる飛行場の上空でドーンと落として、大勢の人が亡くなったりね。機銃掃射で殺された人もいます、全部それも目撃しました。知り合いもずいぶん亡くなっていて、近い将来自分も殺されるだろうと思っていました」と壮絶な経験を語っていた。

 「早く戦争が終わってほしいという思いはありましたか?」と聞かれると「“戦争を終わらせたい”なんて言ったら逮捕されますよ、下手したら殺される。つい子供が言ったら逮捕で、親も逮捕されますから。本当に世の中が怖かったのよ。政府の言ってること、先生の言ってることに反対したらみんな逮捕ですよ」といい「そういう生活を知っているから、僕は絶対に言論の自由が大事だと。今でも命をかけ、言論の自由を守る。殺されても守る」と語気を強めていた。

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