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松田宣浩氏 ソフトバンク・柳町の先制弾を生んだ「ホームランを打ちたい」強い意識と準備力

スポニチアネックス / 2024年8月17日 6時2分

<ソ・ロ>初回、先制2ランを放つ柳町(撮影・成瀬 徹)       

 ◇パ・リーグ ソフトバンク4―0ロッテ(2024年8月16日 みずほペイペイD)

 【松田宣浩 視点】初回のソフトバンク・柳町選手の打球は打った瞬間、二塁打と思ったものがフェンスを越えました。スイングスピード、コンタクト率を減らさず、長打を打ちたい意識で取り組んでいる。小久保監督が「ホームランを打ちたいと強く思わなければ打てない」とコメントされたように、強く思わなければ1軍では打てません。その意識と準備が、素晴らしい一打につながったのだと思います。

 僕が現役時代に柳町選手に対して抱いたイメージは、コンタクトがうまい。1軍で安打はたくさん打つ代わりにフェンスオーバーは少ないと考えていました。長打を狙えば確率は下がるものですが、特徴であるコンタクト力で補えています。

 開幕から座った柳田選手、その代役となった栗原選手がいれば、3番は打っていない。2人がいない中、代わりになり得る存在価値を示していると思います。 (スポニチ本紙評論家)

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