【17日プロ野球見どころ】広島・大瀬良 防御率0・96もここまで4勝2敗 打線の援護あるか

広島・大瀬良

　広島の大瀬良がヤクルト戦に先発する。16日現在、防御率は0・96。両リーグ規定投球回到達投手で唯一0点台をキープしている。今季の被打率は・193だが、走者得点圏では・101と良化。ピンチになるほど集中力を発揮している。

　もっとも、ここまで4勝2敗とセの規定投球回以上の投手では最少の白星（5勝が3人）。投球内容に比例して勝ち星が思うように伸びない。最後に勝ったのは6月22日の中日戦で、以後6試合勝利から見放されている。

　この間、味方打線の合計援護点はわずか3点。1試合平均（9イニング換算）だと0・68と1点に満たない。大瀬良の7試合ぶり勝利に広島打線は強力援護できるか。