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【甲子園】8強の智弁学園・小坂監督 決めていたエース田近の先発「3回戦で負けるのが多いので」

スポニチアネックス / 2024年8月17日 11時45分

<智弁学園・小松大谷>校歌斉唱を終えアルプスの応援団に挨拶に向かう智弁学園ナイン(撮影・井垣 忠夫)

 ◇第106回全国高校野球選手権 第11日 3回戦 智弁学園 6―3 小松大谷(2024年8月17日 甲子園)

 智弁学園(奈良)が小松大谷(石川)を6―3で下し、準優勝した21年以来、3年ぶりにベスト8入りした。

 好機に4番・中道優斗(2年)や3番・山崎光留(3年)ら中軸が適時打を放ち、スクイズや敵失も絡んで5回までに6点。2回戦で選抜優勝の健大高崎(群馬)相手に1失点完投したエース左腕の田近楓雅(3年)は7回まで12三振を奪い、6安打2失点の好投。8回からは3投手の継投で1失点に抑えて逃げ切った。

 試合後の小坂将商監督との主な一問一答は以下のとおり。

 ――中盤の得点が大きかった。

「今年のチームは束になってつながっていくのというのをテーマに戦っているので、今日は中盤にいい攻撃が出来たんじゃないかと思う」

 ――8回は3投手の継投で無失点。

 「しんどいですね、見ててしんどかったです。最後は田中の経験が出たんじゃないかと思います。8回は1点、2点取られると9回が絶対しんどいと思っていたので、本当に田中が良く投げてくれた」

 ――両校、応援がすごかった。

 「応援がもの凄く素晴らしかった。でも、選手らは地に足つけて一生懸命やってくれた結果、勝ちにつながったと思う」

 ――打撃面は?

 「明豊さんも、大阪桐蔭さんも(小松大谷を)打ててない部分があったので、予選の日本航空石川も星稜もほぼ連打がなかったんじゃないですか?普通にバッティングせずに、トスバッティングのつもりでやらすように昨日考えてやらせました」

 ――相手のミスも逃さない。

 「でも、ミスが出た方に点が入るので、今日はたまたまうちにミスがなかった。(4回の勝ち越し場面で)たまたま西川がバントしたのがカバーが入ってなくて、あれで流れがちょっと変わった」

 ――5回に近藤が適時三塁打。

 「近藤は初戦も使ったんですけど、なかなか去年もそうですけど結果が出なかった。切磋琢磨しながらずっと3回戦でちょうどそういう場面が来たんで〓今日は思い切ってやれ〓ということを言った。それを本人が一番しんどかったと思うが、最初(初回の第1打席)のライト前でちょっと気が楽になったかと思う」

 ――打線入れ替え。

 「1、2番が安定してるので、3番がなかなかうまいことはまらなかったので、今日は4、5、6番の2年生(中道、近藤、小路)ですね。その2年生がポイントになるとずっと言っていたので、初回の(中道の)タイムリーと近藤が活躍してくれたのでよかったと思う」

 ――佐坂について。

 「佐坂はブレることないんで、常に冷静にやっている。心配してない。2番の国島がちょっと調子が落ちてるんじゃないかと。あの子も元々1番も打っていて、調子を上げていかせたいと思う」

 ――4番は?

 「最初は打ちましたけど、あとの打席は全然だったんで。ベンチでずっと怒ってたましたけどね」

 ――日替わりヒーロー。

 「控えもレギュラーもあまり差がないっていうのが今年のいいところ。状態を見ていい子を使おうと思う」

 ――エースが頑張った。

 「3回戦はエースで、と決めていた。3回戦はだいたいヤマなんで、去年も負けましたし。だいたい3回戦で負けるのが多いので、そこを乗り越えたいと」

 ――強豪ぞろいのブロックを勝ち上がった。

 「自信になりますね。選手に感謝したい。まとまってきてるのと、甲子園でだいぶ成長させてもらってる。1点取って、すぐに2点取られて逆転されたが、焦りもなくやっているので、あまり余計なこと言わないでおこうと思います」

 ――2回に小松大谷が連続バスター

 「ああいうことを小松大谷さんはやりたかったんだと思うが、それを田近がうまいことかわしたのが大きかった。逆にうちがスクイズとか送りバントでうまいこといったんで、流れがうちに来たんじゃないかと思います」

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