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【甲子園】京都国際・中崎 毎回14三振完封「楽しんだ」2回戦で完封の2年生・西村に負けじと連続完封

スポニチアネックス / 2024年8月17日 13時13分

<西日本短大付・京都国際>6回2死一、二塁、西日本短大付・佐藤を空振り三振に仕留めてガッツポーズの京都国際・中崎(撮影・北條 貴史)

 ◇第106回全国高校野球選手権大会第11日3回戦 京都国際4―0西日本短大付(2024年8月17日 甲子園)

 4強に進出した2021年以来の8強進出を狙う京都国際が、3回戦の西日本短大付戦で今春の近畿大会王者としての実力を見せつけた。

 2回に相手の暴投と8番・長谷川の中前適時打で2点を先制。5回には1死一塁から4番・藤本が左翼へ適時二塁打を放って3リードを3点に広げた。なおも1死満塁の好機だったが、7番・藤本のセーフティースクイズが投前へ転がり、併殺で追加点は奪えなかった。

 それでも投げてはエース左腕・中崎が5回まで5安打で無失点投球と好投した。2回戦の新潟産大付では背番号11の2年生左腕・西村が3安打完封。1回戦の札幌日大戦で3失点完投、12三振と好投した中崎が西村に負けじとスコアボードにゼロを並べた。

 中崎は3―0の6回に2死一、二塁のピンチを招いたが、代打・佐藤を2試合連続2桁となる空振り三振を奪ってピンチを脱出。8回1死からは連続三振を奪って初戦を上回る13個目の三振を奪った。

 9回もマウンドに上がった中崎は先頭打者こそ失策で出塁を許したが、この日2安打と当たっている斉藤から14個目の三振となる見逃し三振。代打・松門に左前打を許して1死一、二塁とされたが、8番・山下を中飛、代打・北村を三ゴロに仕留めて完封勝利を飾った。

 試合後、小牧憲継監督は「これだけヒットが出たことも初めてですけど、これだけかみ合わないことも初めて。選手に助けてもらいました。点差を見ながら押したり引いたりうまいこと駆け引きして、集中しづらい環境でよく投げてくれた。右打者のアウトコースでカウントを稼いでインコースに突っ込む彼本来の投球ができた。(2回戦で)下級生の西村が完封してやってやるという雰囲気を醸し出していた」と中崎を称えた。智弁学園戦に向けては「3年前に負けている相手なのでやり返したい」とリベンジを誓った。

 中崎は「自分たちの野球をすることを貫いて勝てたことがうれしい。マウンドを楽しんだ。(西村がいることで)安心して投げられた」と振り返った。

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