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【甲子園】大社の左腕・馬庭が魂の完投149球!自ら放ったサヨナラ打は泣きながら走った

スポニチアネックス / 2024年8月17日 19時41分

<大社・早実> 延長タイブレーク11回、サヨナラ打を放ち泣きながら一塁に向かう大社・馬庭 (撮影・亀井 直樹)

 ◇第106回全国高校野球選手権 第11日(2024年8月17日 甲子園)

 大社が劇的なサヨナラ勝利で、1931年以来93年ぶりの準々決勝進出を決めた。

 先発の馬庭優太投手(3年)は149球の完投勝利。延長タイブレークで早稲田実打線を2イニング連続で無失点に抑えた。

 「辛いゲームだったが仲間が守ってくれた。自分の打席では打つしかないと思った」

 試合を決めたのはその馬庭のバット。延長12回タイブレーク無死満塁でサヨナラの中前打。感極まって泣きながら一塁へ走った

 馬庭は「今までのヒットの中で一番気持ちいい」と今度は笑顔を浮かべた。

 初戦の報徳学園戦は9回、2回戦・創成館は10回、そして早稲田実戦で11回と投げ抜いた。

 19日の準々決勝では強打の神村学園と対戦する。

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