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【甲子園】早稲田実の和泉監督は涙浮かべ「60歳過ぎてこんな試合…」「こいつら凄えと思いました」

スポニチアネックス / 2024年8月17日 21時48分

<大社・早実>5回、攻撃前にナインに話す早実・和泉監督(中央)(撮影・大城 有生希)

 ◇第106回全国高校野球選手権 第11日 早稲田実2―3大社(2024年8月17日 甲子園)

 早稲田実は1年生主砲・清宮幸太郎を擁した2015年夏以来のベスト8を逃した。

 それでも和泉実監督(62)は「生徒はようやった。ようやったじゃなくて、60過ぎてこんなにいい試合、いい経験させてくれる。こいつら凄えと思いました」と涙を浮かべた。

 相手エースの馬庭は報徳学園戦を見た時から警戒していた。

 「これは打てないなと思っていたら、やっぱりウチと当たって…。チャンスはくれるんですけどね、ここぞというところでは打たせてもらえませんでした。やっぱり最後もですね、バッティングも含めて、彼の魂というか、うちは束になってかかったんですけど、やっぱり一歩足りなかったのかなと思いますけど、そんな中で競ったし、宇野を中心によくやってくれました」

 早稲田実も3000人の大応援団だったが、出雲市を挙げての大応援団の迫力に圧倒された。

 「凄かったですね。だからウチの相手さんはこういった思いでやってるんだなと思いました。だけど、そんな声援の中、前半浮き足だったように見えなくもなかったんですけど、途中から落ち着いて、それも自分たちの力に変えていたように見えますし、それも含めてゲーム中に彼らが受け止めて、自分たちの中に消化していたように感じます」と、試合中に見せた選手の成長に目を細めた。

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